臨終

病院でなくなられた場合は医師が側についていて御臨終を伝えてくれますが、家などで亡くなられた場合はすぐかかりつけの医師を呼んで確認してもらいます。

＊「末期の水」
医師が臨終を告げると遺族や親近者が故人に「末期の水」を取らせます。故人と繋がりの濃い順に新しい筆の穂先か割り箸の先に脱脂綿えお白糸で結んだものをお茶碗の水に浸して、唇を潤します。

＊「湯灌」をする
自宅で亡くなることが多かった昔は、たらいの湯で全身を洗い清めましたが、近頃では病院で亡くなられた場合はしてくれることもありますが、基本的には身内が行います。いずれの場合にも着替えの衣装は必要です。普通、白装束にしてあげますが、最近では、亡くなった方が存命中に好まれていた物を着せてあげる場合もあります。